いつまで使える…?ETCのお話

こんにちは。ミツバサンコーワ広報です。
バイク用ETCを長年取扱っている弊社ですが
弊社宛に最近よくこんな質問を頂きます。


「2022年でETCが使えなくなるって聞いたんだけど…?」

新セキュリティ対応についてはこちらのリンクをご参照ください。

https://www.mskw.co.jp/support/motorcycle/number


なぜ最近になってETCが使えなくなると噂になっているのでしょう…?
今回はETCのセキュリティ規格について…

なるべくかんたんに お伝えしたいと思います。


最初に結論をお伝えすると…


弊社のバイク用ETCは全機種2022年以降もお使い頂けます。

え…?テレビで2022年でETCが使えなくなるって聞いたよ…?
って驚かれている方も多いのではないでしょうか?
実はですね…ETCに関係する規格は2種類あるんです。


①電波利用について定めたスプリアス規格

②ETCの情報安全確保の為のセキュリティ規格


最近①、②どちらも規格の内容の変更がありました。
どう変わったのでしょう…?

①のスプリアス規格は電波の強度などを定めた規格です。
電波を扱う商品はこのルールに沿った強さにして下さいね!という決まり事です。
このスプリアス規格の中のETCのルールが変更になりました。
この変更後のルールの対象になるのは2007年以前に技術的認証を受けた一部機種です。
ミツバサンコーワ製のETCは2010年デビューなので…
全機種新しいスプリアス規格に対応しています。



2010年デビュー…今が2020年なのでETC発売10周年ですね!!
おめでとうございます弊社!!
皆様もこっそりお祝いして下さると嬉しいです。


喜びのあまり話が逸れてしまったので
②のETC情報安全確保の為のセキュリティ規格に話を戻します。
ETC情報安全確保の為のセキュリティ規格は国土交通省が定める
ETC(料金所・車載器・ICカード)について、盗聴・改ざんなどの
不正防止を目的に定められた情報安全確保の規格です。
かんたんにお伝えするならETCから情報を抜き取られない様に
セキュリティの基準を定めたルールと言えます。


新セキュリティ基準についてもご説明したいのですが
長くなってしまうのでこちらのリンクをご参照下さい。

セキュリティ規格の変更について


今回このセキュリティについてのルール変更も発表となった為
スプリアス規格と混同された方から噂が広まったのではないか…?と思います。
旧セキュリティ規格のETCについても将来的に使用できなくなる可能性が有りますが
少なくとも2022年という近い将来では有りませんのでご安心ください。